椎間板ヘルニアについて
椎間板の構造
椎間板は、背骨と背骨をつなぐクッションのような役割をしています。
外側は硬く、内部は柔らかい構造になっています。
外側の硬いところを繊維輪せんいりんといい、内部のゼリー状の柔らかい部分を髄核ずいかくといいます。
椎間板ヘルニアとは、長年の疲労と栄養不足によって外側の繊維輪に亀裂が入り、その部分で椎間板に体の荷重や
過度の労働やスポーツのしすぎによって髄核が疲労骨折を起こして中のゼリー状の物質が突出することで発生します。突出した物質が神経を圧迫することで、
神経を圧迫するので、腰から下の神経が影響を受けて腰や下肢(脚部)に痛みやしびれなどが現れるようになります。
椎間板への負荷が原因で生じる
腰椎椎間板ヘルニアは、椎間板に負荷がかかる行為などが原因となり発症すると考えられています。
たとえば、以下原因が考えられます。
重量物の持ち上げによる疲労の蓄積
スポーツによる過度の動きによる疲労と栄養不足
肉体労働による長時間のつかいすぎ
外傷による骨や神経の損傷
などです。
なかでも中腰での作業や、重い物を持つなどの行為が積み重なることで、腰椎椎間板ヘルニアの発症に
つながることが多いです。
喫煙も椎間板ヘルニアを発症しやすくする要因であると考えられています。
喫煙習慣がある方はとにかく筋肉が堅い方が多く見受けられます。筋委縮が多いのできっと 骨を包んでいる骨膜や椎間板を包んでいる硬膜も弾性が失われていると思います。
今日も友人の紹介で腰が痛くて、足がしびれたり、痛みが走る方が来られました。
数ある鍼灸院の中から私の所を選んでいただきましてありがとうございます。(^o^)/
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「先生こんにちは、腰が痛くて、足が痛くて友人に紹介してもらってきました。」
「そうですか、ありがとうございます。腰と足ですね整形外科に行かれましたか?」
「ええ、整形外科に言って椎間板ヘルニアと言われて手術を進められて怖くて逃げてきました。」
「取りあえず、痛み止めを飲んで我慢しています。」
「それはたいへんでしたね。」
「ちょっと診せてください。」
と言って触らせていただくと、肌がサラサラしていて、油分がないようなお肌でした。
「普段、食事はお肉やお魚を一日二回手のひらサイズぐらい食べていますか?」
「いいえ、私は一人暮らしなので、スーパーでお惣菜を適当に買ってきて食べていますがあっさりした野菜系の 料理が多いです。」
「それはたんぱく質とカルシウムが不足していますね。」
「長年、お仕事で酷使するような生活と身体のケアをされてこなかったからですね。」
「こういう治療を受けられたことは、ありますか?」
「いいえ、始めてです。何か身体の不調はすぐに病院に言っていましたから。」
「ああそうですか。それでは、いろいろな不調が出てきてあたりまえです。気長に治していきましょう。 きっとよくなりますよ。あと、Aさん自身も努力してください。食事の改善と、日光に当たることと歩くことはしっかりと してください。」
「分かりました。努力します。」
そこから、治療を開始しました。
とにかく、腰の筋肉が非常に堅く、一部こぶのように盛り上がっていました。
「この腰の隆起はいつからありますか?」と質問をしますと、
「若い頃、掃除の仕事をしていました。その時腰痛を起こしたことがあります。その時はシップをし治しました。 そのころから、こぶのようなものがありました。」
「ああ、その時の治療をしなかったことが元になり、今回の腰痛と足の痛みを起こしていますね。」
「ああ、わかりました。よろしくお願いします。」
そこから、治療を開始しました。
とにかく、腰の筋肉が非常に堅く、一部こぶのように盛り上がっていました。
腰を伸ばしていくと、「あいたたたた。」と言われ
「少し痛いですよ。」
「ものすごく痛いですね^^^。こんなに痛い治療は。」
「痛いことは、そこが知覚過敏になり、交感神経優位に働いているから痛いのです。そこに働きかければ副交感神経 優位になります。すると、筋肉が弛緩します。そうしますと、神経が解放し症状が解消します。」
とにかく、足の治療をくまなく行いました。そうすると、治療が終わると少し背筋がシャンとしました。 こののち、週一回のペースで治療を行いました。
その間、痛みがぶり返したり、痺れがひどくなったりしましたが、二月後には杖をついて歩く必要がなくなりました。それから、三カ月後には姿勢もよくなり、全く杖の必要もなくなり普通に歩けるようになりました。整形外科で手術を宣告されましたが、気長に鍼とお灸と指圧を続けた結果、症状はなくなりました。
手術を宣告されて杖をついて歩かれていた方がシャンとしました。気長に治療と栄養改善をされた結果、症状はなくなりました。
腰椎椎間板ヘルニアの症状とは腰や下肢の痛み、筋力低下など腰椎椎間板ヘルニアでは、腰や、お尻から足にかけて痛みや症状が現れます。 初期症状は腰痛であることが多いです。通常、下肢の痛みは、両方ではなく、どちらか片方に起こります。両方の下肢に痛みが生じている場合 脊柱管狭窄症*である可能性も考えられます。
また、腰椎椎間板ヘルニアを生じてから時間が経過すると、下肢のしびれや知覚障害、 筋力低下が現れることがあります。また、頻尿や尿閉*、失禁などの膀胱直腸障害が起こることもあります。
脊柱管狭窄症:背骨内部の神経や脊髄の通り道である脊柱管が狭くなることで、 腰痛や下肢の痛みやしびれなどが現れる病気です。また、膀胱直腸障害として尿閉(自力で排尿ができない、あるいは排尿後にも多量の残尿を有する状態) などが起こることがあります。
ヘルニアの大きさや形・発生場所などによって症状の程度は異なります。
椎間板ヘルニアの症状の程度には、背骨内部の神経や脊髄の通り道である脊柱管の面積とヘルニアが どれくらい突出しているのかが関係します。たとえば、脊柱管がもともと狭い方に大きく突出したヘルニアが 生じたら症状が強く現れる傾向にあるでしょう。逆にヘルニアが小さい場合でも、 たとえば、脊柱管狭窄症を併発しているなどの理由で脊柱管が狭い場合には、症状が強く現れることもあります。
このように脊柱管の面積に対してヘルニアがどれくらい突出しているのかが、症状の程度に影響すると考えられます。
また、ヘルニアが発生する場所も症状の程度に関係します。脊柱管は、外側にいけばいくほど狭くなります。 そのため、神経の出口により近い外側に生じると、症状が強く現れる傾向にあります。
このように、ヘルニアの大きさや形、発生場所、脊柱管との関係によって現れる症状の程度は異なると考えられます。
腰痛は、腰椎椎間板ヘルニアの症状のひとつです。しかし、腰痛は一般的によく起こる症状であり、 さまざまな原因で生じる可能性があります。そのため、腰痛があっても、検査の結果ヘルニアではない可能性も あります。ただし、腰痛は腰椎椎間板ヘルニアに気付くきっかけのひとつとなるため、腰痛がある場合には
受診をおすすめします。
また、お話ししたように、片方の下肢に現れる痛みは、腰椎椎間板ヘルニアの特徴的な症状のひとつです。 片方の下肢に痛みが現れるような場合にも、受診を検討していただきたいと思います。
衣川鍼灸整体院はこのようなところから、
たくさんのお客様がご来店いただいています。
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