不妊の原因は、ほとんど栄養不足と働きすぎです。
私の治療院に来られる方には、必ず健康診断の結果を見せてもらいます。
その結果のおかしいと思われる方には、信頼できるドクターの診療所に行ってもらって再検査をしてもらいます。
そうすると、必ず、血液に問題あることが多いです。
まずは、栄養指導からおこないます。
不妊症と病院でいわれた方のほとんどは
- 朝が起きれない
- すぐに横になりたい
- 冷え症である
- 肩や首がよくこる
- 体が重い
- 夜型である
などのことを言われます。
私たちが真っ先にやることは、体内受精や体外受精でなく、生活の見直しと、食事という、生物にとって不可欠なことの見直しです。
それと、からだの体力を取り戻すことをやっていきます。
身体をあたため、コリや疲れを取っていきます。
鍼灸治療で、どうやって治療をしていくのか?
不妊で悩んでおられる方は多いと思います。
鍼灸治療で行うことは、まず女性の治療を言いますと
①自律神経の調整(過剰な交感神経の抑制)
詳しく言いますと、幸せだな~~。楽しいなあ~~~と言う思いと
体が楽で、なんでも出来ますというところまで、持っていくことです。
②免疫系の調整(着床環境の改善)
これは、栄養改善や、普段のストレスを取り除くことです。
③卵巣血流の増加(卵胞数の増加・卵胞内の栄養改善)
上記の二つのことの治療した結果、卵巣の活動が活発になりますので、
卵巣や卵管の正しい動きを促す作業となります。
④子宮血流の増加(子宮内膜の増加)
卵巣の調子が整った後、子供が育つベットの組み立てを行います。
⑤難治性の患者の妊娠
その結果、妊娠と流産の抑制のための作業を行うこととなります。
と言う流れになります。
しかし近年これでは妊娠しない方が増えてきました。
今までの治療はほとんどが女性の治療中心でしたが・・・・・・・・
今一番の問題が、男性の不妊が多くなりました。(◎_◎;)
男性の不妊は、なんと!
不妊全体の40~50%と以外に多い~~~~~~~~~
①増精機能障害
ストレスや、環境ホルモンの影響で、精子が作れない。
②精路通過障害
腰や泌尿器の問題で、精子と精液がバランスよく混ざらず、卵子に向かう途中で精子が死滅する一番多い障害です。
③副性器障害
精液がバランスよくできていない。精液がただのリンパ液である。
その他にも精子が未成熟であり、卵子に向かって進めない。
④性機能不全
体力がなく、陰茎が立たない。
などなど、いろいろトラブルがあります。
次に精子の問題ですが、・・・・・・・・
正常な状態と言われる精液の中の精子の奇形率は、なんと!50%以下~~~~
その中の精子が白血球の中を生きていけるものは、60%程度、、、、、、
そして、前進して、移動が可能な精子が40%程度です。・・・・・・・・・・・
これを計算すると、0.12となります。
すなわち卵子に到達する能力のある精子は12%です。
そこから、女性の中の通路は、強酸や強アルカリの体液や白血球が、待っていて卵子への到達を阻みます。
最後の卵子に向かっていける精子は、限りなく0に近づいて行きます。
ですから、私の所では、男性もしっかりと治療をするようにしています。
最後に卵子の生育のことをおはなしします。(^o^)/
人の卵子は、一年かかって出来上がります。
まず、原資卵胞が育つのに5カ月かかります。
次に一次卵胞が育つのに4カ月かかります。
次に二次卵胞から成熟した卵胞育つのに1.5カ月から3カ月かかります。
トータルすると、一年です。・・・・・・・・(◎_◎;)!
私の所では、スタートしてから、早くて7カ月目、遅くて一年たったころから正常な卵胞が出来上がり、細胞分裂をしない閉鎖卵胞の減少が起こると考えて治療をしていきます。
ですから、不妊症については、一年越しで考えるようにお伝えしています。(^o^)/
不妊治療を鍼で克服 灸で体質改善【京都府京都市からご来店】
血行を改善して不妊症を改善
院長ブログ
- 24.11.05
- 冬になると多い坐骨神経痛の治療
- 24.10.21
- ぎっくり腰の治療
- 24.10.04
- スポーツ障害の治療
- 24.09.19
- 慢性疲労症候群の治療
過去の事例紹介
- 24.11.05
- 冬になると多い坐骨神経痛の治療
- 24.10.21
- ぎっくり腰の治療
- 24.10.04
- スポーツ障害の治療
- 24.09.19
- 慢性疲労症候群の治療