
当院での不妊治療は男女両方を診察させて頂いています。
こんにちは衣川鍼灸整体院の衣川です。
今日は不妊症のことをお知らせします。
ようやく寒さも始めました。
奈良の東大寺の二月堂のお水取りが終わるとやっと暖かくなると
祖父からよく教えてもらいました。
その時に採取した水はずうと腐らないので災害や断水に備えて備蓄しておきなさいと
教えてもらいました。
我が家の家庭菜園は春の野菜に備えて土作りを始めています。
春はもうすぐですね。
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今日は不妊症の方が来られました。
A様40歳代の男性の方です。
A様「先生、こんにちは今日は友人の紹介できました。」
私「どうされましたか?」
A様「腰痛で悩んでいます。それから、精子が動かなくて子供が出来ません。」
私「それは大変ですね。まず腰痛治療から始めていきましょう。」
A様「よろしくお願いします。」
それから、腰痛の治療を始めていきました。
腰の状態はひどく酷使していることが分かりました。
私「いつもひどく腰が痛んでいると思いますが仕事は何をされていますか?」
A様「はい、自動車の整備士をしていて、無理な姿勢で作業をしたり、
重いものを運ぶことが多いです。」
私「それは大変ですね。腰の状態からよく分かります。」
A様「一人目の子供はできましたが二人目ができないので産婦人科に夫婦で
受診すると私の精子の状態が悪くて受精卵ができないとのことでした。」
私「腰の状態が悪いと睾丸や精巣の血流が悪くなります。悪い状態では
精子の製造量が極端に減少します。」
A様「そうですか、長男の時は腰はそんなに悪くなかったと思います。
次の子供を望んでいる今は常に何かしら腰の状態がよくないです。」
私「そうでしょうね、でも大丈夫です。男性の不妊のほとんどが
腰の状態を改善したら子供さんができていますので、頑張ってください。」
A様「分かりました。よろしくお願いします。」
それから、治療を始めました。
腰の状態はひどくて椎間板ヘルニアがあり、足のしびれもありました。
まず、そこから治療していきました。
腰全体を鍼をしてお灸をして、骨の調整を行い椎間板ヘルニア
を治していきました。
椎間板ヘルニアの治療が三か月ほどかかりました。
それから、体の使い方を教えていきました。
腰の悪い方、股関節の悪い方、膝の悪い方、とにかく、体の使い方が悪いです。
若い時は新陳代謝も早くてすぐに、治りますがどんな道具でも自動車でも
粗雑に扱うとすぐに壊れますが丁寧に扱い手入れをしっかりと行えば、
壊れることはないです。
それから、腰の痛みを言われなくなりました。
それから9か月ほどたった時、
A様から「子供ができました。」と報告を受けました。
男性の不妊は女性の不妊症に比べてなかなかよくなりませんが、気長になすつもりで
来ていただきたいです。
追伸
男性不妊症の治療について、わかりやすく説明します。
男性不妊症の主な原因は、精子の数や質、または射精の問題です。
治療方法は以下のようにいくつかあります:
生活習慣の改善: 健康的な食事、適度な運動、禁煙、アルコールの摂取を控えることが重要です。
薬物療法: ホルモン補充療法や抗精子抗体の使用があります。
手術: 精巣上体の手術や精巣摘出術が必要な場合があります。
体外受精: 精子と卵子を直接採取して合成する方法です。
代替治療: 鍼治療や漢方薬などが最近使われるようになりました。
不妊の原因として
環境ホルモンと不妊の関係
環境ホルモン(エンドクリン)は、体内でホルモンバランスを調整する化学物質で、
代謝、免疫機能、生殖機能などに影響を与えます。外部要因(食事、化学物質、ストレス)
も環境ホルモンに影響を与えることがあります。
テストステロンの役割
テストステロンは主に男性の体内で生成され、以下の役割があります:
性機能の維持: 精子の生成促進、性欲の維持。
筋肉と骨の成長: 筋肉の発達、骨の健康維持。
二次性徴の発現: 思春期の声変わりや体毛の増加。
気分とエネルギーレベルの調整: 気分の安定、エネルギーレベルの維持。
テストステロンの低下は、疲労感、筋力低下、性欲減退、気分の不安定などの症状を引き起こします。
年齢とともにテストステロンの生成量が減少するため、ホルモン補充療法が行われることもあります。
テストステロンに影響を与える可能性がある食品添加物には、
以下のようなものがあります:
プロセスドフード: 加工食品に含まれる添加物や化学物質が
テストステロンのレベルに影響を与える可能性があります。
人工甘味料: アスパルテームやスクラロースなどの人工甘味料が
テストステロンの分泌に影響を与えるとの研究があります。
合成着色料: サリチル酸レッドやブルー2などの合成着色料も
テストステロンに影響を与える可能性があります。
特に食べ物がスーパーやコンビニなどの食品には多く含まれています。
極力、買うときに気を付けていただきたいです。
どうしても、口に入れるときは重曹クエン酸水を飲むとか、食品を水にさらして
解毒を行うようにしてください。
最後に女性の不妊の原因とそのホルモンについて書いておきます。
黄体ホルモン(プロゲステロン)は、女性の体内で重要な役割を
果たすホルモンの一つです。主に以下の機能を持っています:
妊娠の維持: プロゲステロンは、妊娠を維持するために不可欠です。
受精卵が子宮内膜に着床するのを助け、妊娠を安定させる役割を果たします。
子宮内膜の準備: 黄体ホルモンは、月経周期の後半に子宮内膜を厚くし、
受精卵が着床しやすい状態にします。
月経の調整: 月経周期の調整に重要な役割を果たし、月経前症候群(PMS)や
月経不順を軽減します。
黄体ホルモンは、卵巣の黄体から分泌され、妊娠初期には胎盤でも生成されます。
黄体ホルモンのバランスが崩れると、月経不順、不妊症、流産のリスクが
高まることがあります。


衣川鍼灸整体院はこのようなところから、
たくさんのお客様がご来店いただいています。
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