脊柱管狭窄症で50mしか歩けなかった方が、8か月後には買い物や散歩ができるまでに

脊柱管狭窄症で50mしか歩けなかった方が、8か月後には買い物や散歩ができるまでに

こんにちは。
衣川鍼灸整体院の衣川です。

9月も終わりに近づき、いよいよ肌寒さを感じる季節になってきましたね。

我が家の菜園では、そろそろサツマイモの収穫時期が近づいてきました。

子どもたちは芋掘りが大好きです。

土の中からサツマイモが出てくると、とても嬉しそうにしています。

こうして季節の恵みをいただけることに、改めて感謝したいと思います。

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今日は、脊柱管狭窄症で歩くことが大変だった70歳代のA様のお話をさせていただきます。

A様は、初めて来院されたとき、杖を使って歩いておられました。

「先生、こんにちは。」

「はい、こんにちは。今日はどうされましたか?」

「足のしびれがひどいんです。それと、少し歩くと足が痛くなって、歩けなくなります。」

「それは両足ですか?それとも片方ですか?」

「両足です。しびれも痛みもひどくて、動けなくなります。」

詳しくお話を聞いていくと、10~20歩ほど歩くと痛みが出てきて、50mほど歩くのが精一杯という状態でした。

病院では、

「脊柱管狭窄症です」

と言われていました。

そして、手術を勧められていたそうです。

「手術はできれば避けたいんです。何かほかに方法はないかと思って、ここに来ました。」

「そうですか。それは大変でしたね。」

私は、まず身体の状態をしっかり見ていくことにしました。

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まず、身体の状態を確認しました

脊柱管狭窄症の方の場合、身体を動かしたときにどのような状態になるのかを確認することがあります。

A様には、まず前に身体を曲げてもらいました。

「前屈してください。どうですか?」

「はい、前には曲げられます。」

次に、

「では、後ろに反ってみてください。」

すると、

「これはできません。」

という状態でした。

脊柱管狭窄症の方では、前かがみはできても、後ろに反ることが難しい場合があります。

私はこうした身体の動きを確認しながら、現在どの程度の状態なのかを見ていきます。

そして、ベッドに上がっていただき、身体全体を診ていきました。

すると、

腰だけではなく、足の筋肉もかなり緊張していました。

特に太ももの筋肉の硬さが強くなっていました。

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腰が悪いからといって、腰だけを見てはいけない

私は、腰の痛みや腰の動きが悪くなっている方を診るとき、

足の状態をとても大切にしています。

なぜなら、腰に負担をかけている原因が、足にあることが多いと考えているからです。

特に大腿四頭筋が硬くなってくると、私の考えでは、太ももの筋肉が腰の骨を前方向に引っ張ることで、腰の姿勢にも影響が出てきます。

そうすると、腰が曲がった状態になり、身体全体のバランスも変わってきます。

ですから、

「腰が悪いから腰だけを治療する」

という考え方ではなく、

「なぜ腰に負担がかかっているのか?」

を考えることが大切なのです。

A様の場合も、腰だけではなく、太ももを中心に足の筋肉を丁寧に緩めていきました。

「それでは、足を緩めていきますね。」

「先生、痛いですね。」

「そうですね。これだけ筋肉が硬くなっていますから、最初は痛いと思います。」

長い間、無理をして身体を使ってこられた結果、筋肉にもかなりの負担がかかっていました。

「でも、身体を少しずつ変えていけば、その痛みも変わってきますよ。」

「そうですか。それを楽しみにしています。」

そう言って、施術を続けました。

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次に来られたとき、杖を持っていませんでした

そして、次の週。

A様が来院されました。

私は見た瞬間に気がつきました。

杖を持っていないのです。

「Aさん、その後どうですか?」

「調子は良くなりました。」

「それは良かったですね。」

「ただ、なぜか足が痛くなりました。」

「そうですか。」

ところが、その後にA様から意外な言葉が出てきました。

「でも、足が軽いんです。以前よりかなり歩けるようになりました。」

私は、

「それは良かったですね。」

とお答えしました。

実はA様の場合、じっとしているときにはしびれがあり、歩くと痛みが出てくる状態でした。

そして、そのしびれていた場所に痛みが出るようになりました。

私は、この変化を身体の状態が一つ前の段階に戻ってきたものとして捉えました。

身体の変化は、一気に進むものではありません。

だからこそ、私は一つ一つの変化を確認しながら施術を続けていきました。

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3か月、半年、そして8か月

その後も、A様には毎週来院していただきました。

3か月ほど経った頃。

まだ痛みはありました。

しかし、杖を持たずに来院されるようになりました。

まだ少しふらつきながら歩いておられます。

それでも、最初の頃の、

「10~20歩歩くと痛くなる」

「50mほどしか歩けない」

という状態から考えると、大きな変化です。

そして半年ほど経つと、

ふらつきはあるものの、ゆっくりと歩けるようになりました。

焦らず、毎週身体を整えていきました。

そして8か月ほど経った頃。

A様は、

買い物にも行けるようになり、散歩もできるようになりました。

まだ、

「完全に不安がなくなった」

という状態ではありません。

でも、自分の足で歩いて、買い物に行き、散歩ができる。

これはA様にとって、とても大きな変化だったと思います。

その後は、2週間に1回ほどのペースで身体の調整に来られています。

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身体は、少しずつ変わっていきます

今回のA様のケースで、私が皆さんにお伝えしたいことがあります。

それは、

「身体は一つである」

ということです。

脊柱管狭窄症と聞くと、

「背骨の病気だから、腰が悪いんだ」

と考えてしまいます。

もちろん腰や背骨の状態を見ることは大切です。

しかし、身体は腰だけで動いているわけではありません。

足があります。

太ももがあります。

骨盤があります。

背中があります。

そして、それらがすべてつながって身体を支えています。

私は、身体を一つの宇宙のようなものだと考えています。

一つの場所だけを見ていると、全体のバランスを見失ってしまうことがあります。

だからこそ、

痛い場所だけを見るのではなく、身体全体を見る。

これが大切なのです。

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毎日の食事も身体をつくります

そして、私はA様に施術だけではなく、毎日の食事についてもお話をしました。

身体を整えていくには、施術だけでなく、

毎日何を食べるのか

ということも大切だと考えているからです。

例えば、

「ご飯と漬物だけ」

「おかずは一品だけ」

という食事になっていないでしょうか?

私はできるだけ、

一汁三菜

のように、いろいろな食品を組み合わせた食事をおすすめしています。

また、腸内環境を整える食事として、

納豆にキムチを入れ、玉ねぎを刻んで加え、一晩置いてから食べる方法などもお伝えしています。

そして、魚もおすすめしています。

特に鮭は、日々の食事に取り入れやすい魚です。

さらに、鉄分を補う食品として、野菜だけではなく、鳥のレバーなども食事の選択肢としてお伝えしています。

もちろん、食事は一人ひとりの身体の状態や生活によって違います。

無理なく続けられることから始めることが大切です。

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脊柱管狭窄症だからといって、希望を失わないでください

脊柱管狭窄症になると、

「この先、歩けなくなるのではないか」

「手術をしなければいけないのではないか」

と、不安になってしまう方もおられると思います。

A様も、最初は杖を使い、50mほど歩くのが精一杯でした。

それが、時間をかけて身体を整えていくことで、

杖を使わずに来院できるようになり、

ゆっくり歩けるようになり、

買い物ができるようになり、

散歩もできるようになりました。

身体の変化は、一日で起こるものではありません。

だからこそ、

焦らないこと。

そして、

身体の変化を一つ一つ見ていくこと。

それが大切なのだと思います。

もし今、脊柱管狭窄症で悩んでおられる方がいらっしゃいましたら、

「もう無理だ」

と決めつけないでください。

身体には、まだまだ変わる可能性があります。

希望を持って、ご自身の身体と向き合っていただきたいと思います。

今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

皆様がいつまでもご自身の足で歩き、元気に買い物や散歩を楽しめますように。

衣川鍼灸整体院
衣川

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