更年期障害の治療

更年期障害は男女共にみられます。ホルモンの減少が原因で女性の場合とくにエストロゲン(卵胞ホルモン)の分泌の急激な低下や分泌の消失。

男性の場合テストステロン(男性ホルモン)の分泌量の減少です。

こんにちは衣川鍼灸整体院の衣川です。

夏が真っ盛りです。

とても暑いので日中、屋外で作業をするときは気を付けるようにしています。

いかがお過ごしでしょうか?

我が家の家庭菜園ではスイカがなりました。

なかなか、水やりや追肥が難しく、八百屋さんで売っていいるような

スイカになりませんでした。

来年は良いスイカができるように頑張ろうと思います。

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今日は更年期障害のことをお話ししようと思います。

体の全身の不調から私のところへ来られました。

A様40歳代の方です。

「先生こんにちは友人の紹介できました。」

「今日はどうされましたか?」

「今日は体のだるさからここへ来ました。」

「いつからですか?」

「3年ほど前からです。」

「何か、そのときありましたか?」

「はい、コロナウィルスにかかってから体調がすぐれません。」

「それは大変ですね。」

「ええ、体がだるくて、なかなか元に戻りません。」

「それはたいへんですね。」

「ひとつ、お聞きしたいのですが生理はキチっとありますか?」

「いいえ、3年ほど前からありません。」

「それはコロナウィルスの影響もありますが前更年期障害の可能性が高いですね。」

「ほてりやのぼせがないですか?」

「はい、よくあります。冷え性だったのですが、なくなりました。」

「それは更年期障害ですね。」

「そうですか。」

「でも、大丈夫です。これから治していきましょう。」

「はい、よろしくお願いします。」

それから、治療を開始しました。

女性の特有の腎経とか脾経と言われる経絡の走行上のツボは全て固くなっていました。

そこを指圧をしていくと

「あいたたた、先生、ものすごく痛いです。」

「これは健康な女性の方なら、とても気持ちがいいと言われるツボです。」

「それが痛むのですから体の不調は明らかですね。」

「なおりますか?」

「はい、皆さん元気になられています。」

それからその日はしばらく治療を続けて終わりました。

それから、ひと月は良くなったり悪くなったりを繰り返しました。

それから、二月たち三月たち半年がたったころは

「近頃どうですか?」

「あの時のつらさが嘘みたいです。」

「そうですか、それは良かったです。」

そのうちに治療は終わり、あとはメンテナンスに、たまに通われるように

なりました。

追伸

女性が年を取って生理がなくなり、子供が産めなくなると

ホルモンの分泌の状況が変わって、体調の調子が変わり長く不調が続く症状のことです。

のぼせやほてり、関節や節々が痛くなったり動機がしたり、ひどい人になると

めまいがして起き上がれないというような、つらい症状が出てきます。

これは女性特有の卵胞ホルモン、黄体ホルモンのバランスの悪さが原因で起こります。

これは長年、交感神経優位の生活のために起こる体の内臓の疲れです。

とにかく、早く効率的に、しかもどんどん仕事の量を増やして、働く時間を

増やして寝る間を削って働くということを現代人はしていますので、

ホルモンをコントロールをしている副腎が疲れ切っています。

そして、多くの女性が仕事をして子供を育て、妻としても常に頑張るあまりにストレスがひどく

更年期になるまでには副腎が疲弊してしまい女性ホルモンを作れなくなります。

それと連動して副腎の機能低下と甲状腺機能低下が同時に起こる。

それから、副腎の機能低下による低血圧が起こるようになり、冷えと慢性的なダルさとを

引き起こします。

それを補うのは、適正なミネラルと塩分の補給により体調を立てなおす事です。

高血圧ばかり悪いように考えられていますが、低血圧も体に深刻なダメージを与えます。

これを解消するには休息が一番の薬です。

その休息にはハーブや自然な女性ホルモンを取ることも併用すべきです。

本当に癒したいのであればストレスから解放すること、たっぷりと睡眠をとること

たっぷりと遊ぶこと、遊ぶのに遊園地に行ってジェットコースターに乗って楽しむのでは

なくて、ガーデニングや犬の散歩、家族とゆっくりと過ごすことなどです。

その中で大切なことは

自然なプロゲステロンクリームを使うこと、甘草などハーブを飲用すること

カウンセリングを受けたり、日記を書くことなどをして、慢性的なストレスから

解放することです。

また、漢方では腎経や肝経や脾経が疲れていると判断して治療をしていきます。

そして、女性は生涯に大きく4回体が変わると言われています。

一度目は初潮があり生理が始まったとき、次に体成人して生理周期が28日で起こり

妊娠可能になったとき、それから懐妊したとき、出産して母乳を与えるようになったとき

子育てが終わり生理が終わったとき、と細かく分けると5回に分けて体調の変化が起こります。

基本が子供を産んで子育てをするように体ができています。

ですから、男性のように働くのには向いていません。

こういう人間も自然の産物の一つであることを、常に認識して、特に女性は自然の運航に

乗って生活をしていってもらいたいです。

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