交通事故の後遺症についてお話します。
こんにちは衣川鍼灸整体院の衣川です。
今日は不幸にして交通事故にあわれて、後遺症に悩まさりる方の治療を行いました。
こういう事故や怪我にあわれて、表面状のけがは治ったけれど、
事故から何故か、からだが重い、やる気が出ないと 感じている方は多いです。
今日も数ある鍼灸院の中から私の所へ来ていただき、ありがとうございます。
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「先生、事故の後から、ずっと肩がこって息がつまるようです。それと腰痛がひどいです。」
「ああ、そうですか。それは大変ですね。事故でどこを打たれましたか?」
「後ろから3回追突されました。自分から当たった事故では、ないので、身構えてしまうことなく事故を受けました。」
「その時の衝突が原因ですね。分かりました。施術を始めましょう。」
それから、身体の隅々をみて、いきました。
そうしますと、事故の衝撃で首の??前斜角筋が、
カチカチになっていました。(゚Д゚;)
「まるで鋼のようですね。」
「ええ、堅くなって回らないんです。」
「私の治療をはじめてだと思いますが、基本は押しません、揉みません。ですから、揉み返しがありません。」
「ええ、本当ですか?このような治療院にいくと、2,3日は触られたとこが、うずくことが多くありました。」
「私の所では、そういうことはまずないです。安心してください。ツボを指圧しますので、からだがだるくなることが あります。これは仕方がありません、そこに働きかければ、いままで、たまっていたゴミがわーーと舞い上がります。
それがだるさとなって出てきます。いいことだと思っていて、ください。」
「先生、首を押えられると、頭のてっぺんがジンジンしてきます。今までにない痛みです。」
「そうでしょう。今は触り始めたばかりなので、痛いと思います。そのうちに痛気持ちいいように変わってきます。」
「本当ですか?今少し、肩が楽になってきました。」
「そうでしょう。もっともっと楽になりますよ。」
それから、からだの隅々まで触っていきました。
腰が特に痛いと言われましたが、腰より首の筋肉のほうが悪く感じました。首の筋肉の硬さが背中の筋肉を固くさせ、 それが腰痛を引き起こし臀部(おしり)の筋肉を固くさせていました。
その緊張があちこちに原因不明の痛みを引き起こしていました。
「先生、私は仕事が忙しくありがたいのですが、このからだがいつまで耐えられるのか、不安です。」
「この体で、あまり忙しく働くことは無理があります。けれど、この治療をつづけていけば、必ず良くなりますよ。 仕事ももっともっとできるようになりますよ。」
「ありがとうございます。うれしいです。」
「けれど、よく頑張りましたね。かなり、つらかったでしょ?」
「そうです。なかなか誰にもわかってもらえなくてつらかったです。」
「頑張りましたね。」
「はい。」
触っていくと、だんだんとしなやかになってきました。
顔に生気が戻ってきました。
「先生、頭が軽くなってきました。」
腰痛もありますということなので、腰の指圧も行い、背中から触れない大腰筋・小腰筋を腹部から指圧を行いました。
すると「あいたたたた。とても痛いですね^^^^。」
「腰が痛いと言われて私も腰の筋肉をよく触っていましたが、腰の筋肉は外から触れるところだけでなく、腹部からしか触れない筋肉があります。そこがよく炎症を起こして痛みを起こしていることがあります。」
腹部から腰の筋肉をさわっていくと、次第に硬さがなくなりました。
そうしますと「先生、少し腰のツッパリが楽になってきました。」と言われました。
それで、その日は治療を終えました。
次回に来られた時はかなり樂そうでしたが、
「先生、長年の腰痛がかなり楽になってきました。肩こりもかなりとれてきました。」
「よかったです。もっともっと体が軽くなりますよ。」
「先生、ありがとうございます。この頃からだが軽いです。」
「そうです。からだは軽くて当たり前です。空のからだが重いのがおかしいのです。」
「ああ、そうですね。先生語呂合わせみたいでおもしろいですね。」
「面白くてもなおれば、それでいいです。」
こういう方はどこにいっても、肩こりも腰痛もとれなくて、困っているかたが多いです。
こういう場合、むち打ちとか首の痛みはだいたい取れてそれで治療は終わりですが、
慢性的な肩こりや原因不明の疲れが取れません。
たまに肘が痛かったり、腕の外側が痛かったり、あちこちに痛みを感じたり
とても、不快な痛みが走る後遺症で多いです。
医学の世界でもこの原因不明の痛みを止めることができず、お医者さん泣かせの疼痛患者は多くいらっしゃいます。
わたしのところでも、どこに言っても止まらない痛みの方はたまに来られます。
とにかく、そういう方は毎回違うところを痛がります。原因が特定をできないことが多いですが、確かに痛がります。
こういう方は脳が痛みを記憶して架空の痛みを引き起こしていることがあります。
それでも、気長に治療していくと、痛みは必ず止まってきます。
それから、事故の人間力学的見解ですが、高級車や今の新しい車は人間を守るために他の場所が激しく壊れるように 出来ています。例えば骨を折りました腕の骨が折れて災難でしたと、人はいいますが実はうでが壊れることにより他の 部分が守られている。ですから、事故を起こしてケガをした場所と全然違う場所で、痛みが走ることは、体全体で衝撃を分散させて 致命的な怪我にならないように他の場所で衝撃を負担しているということなのです。
例えば、肩をうっても 背中が衝撃を負担して背中が張ってきたり、内臓が負担して便秘をしたり、胃炎になったり、逆流性食道炎になったりします。ですから、けがをしてからいろいろ症候が出てきてあたりまえです。
とにかく、あちこちに痛みが出てきます。それは、大きなけがが治ってから出てきますので、この世の不幸がみな自分に降ってきたように 感じますが、実は体の中を衝撃が通過した証拠であり、治療が進んでいる証拠でもあると思って、よいことだと思ってほしいです。
ですから、私は身体の隅々を触るようにしています。痛いのは打撲したこと足かもしれませんが、衝撃がどのように通過したのか 調べないと治療を始めて悪くなったと思われて治療を途中で止められる方がおられるので、励ましながら患者さんも私も飽きもせず 治療を続けていきます。
衣川鍼灸整体院はこのようなところから、
たくさんのお客様がご来店いただいています。
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