こんにちは衣川鍼灸整体院の衣川です。

今日は、口腔乾燥症のお話をします。

若い女性の方が来られました。

その方は慢性的な肩こりで、腕を上げると、

痛みが走ります。

それと慢性的な腰痛もちでした。

「腰が痛いのです。それと首と肩が凝って凝って

仕方がありません。」と言われました。

とても、二十台の人と思われないほど、疲れて

いらっしゃいました。

とりあえず、後頭部の僧帽筋の起始部を触ると

とても、飛び上がるほど痛がりました。

「頭痛がないですか。」と聞きますと。

「いつも、定期的に頭痛があります。ロキソニンを

よく服用します。」と言われました。

「それは、ただの首の疲れですよ。あまり、痛み止めを

服用すると、便秘しますよ。」と言いますと、

「先生、そうなんですよ。ウンコがなかなか、出ないんです。」

痛み止めは、効果が素晴らしいですが、痛みを止めるということは、

機能も止めると言うことなので、私はあまりおすすめしません。

「それと、口が乾いて、乾いて、水を飲んでも、すぐ乾きます。」

「ああ、それも、くびの加減が悪いからです。すぐに良くなりますよ。」

と言って施術を始めました。

大後頭直筋・小後頭直筋がとても、固く「いたたた。」と言っていましたが、

「すぐに、楽になりますよ。少しいたいですよ。」と言って施術を進めました。

あと耳下腺と言って、唾液を出している腺のしたにある、咬筋がカチカチでした。

それ緩めていくと、「先生、唾液が出てきました。」と言いました。

それから、顎下腺のマッサージをして、顎二腹筋をゆるめると、

「先生、普通に唾液が出ます。」と感動されていました。

それで、腰の治療と肩の治療を終えて帰っていただきました。

ここから、先が余談ですが、嚥下(飲み込み)が困難な方がよく来られます。

それは、首の筋肉の凝りすぎによることが原因です。

首は脳からの命令を伝える神経が通るところですが、

こんな細い所を通るので、どうしても問題がおこります。

飲み込みは。健康な人は何気なくやっていますが、水を口に含むと

勝手に食道に行くのは、のどの筋肉を動かす舌咽神経がおかしくなるため

です。

舌咽神経がおかしいのでなく、その筋肉が、何らかの何らかの影響で

締め付けられいるからです。

もう一つ、口が乾くの原因の一つが、のどを潤そうとする、自動装置の

ためでも、あります。

舌咽神経は常に、咽頭を制御していますから、乾かないように、どんどんと

唾液を送ります。

嚥下障害(飲み込み)もこの治療を気長に受けていただければ、そのうち消えていきます。

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たくさんのお客様が

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