変形性股関節症について
こんにちは、衣川鍼灸整体院の衣川です。
秋になり、台風シーズンの到来です。
地球温暖化の影響か、台風が大きくなっているように
感じます。
自分の生活を振り返って思うことは、私が子供のころは
もっと不便でした。
けれど、生活はできました。
あまりにこの地球温暖化は便利になって自然に負担が
大きくなっていることが原因です。
夜は早く寝るようにして節電し、スマホ時間を節約して、
時間がかかってもどんなものでも手造りをして工夫を
する生活をし、自動車やバイクの使用を心掛けてください。
それは未来の人にとって大切なことだと思います。
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今日は股関節が痛くて来られました。
A様40歳代の方です。
「先生、こんにちは今日は友人の紹介できました。」
「そうですか。ありがとうございます。」
「どうされましたか?」
「足が痛くて、夜は寝返りも打てません。」
「それはたいへんですね。どこが痛みますか?」
「足の付け根が痛くて痛くて、真っ直ぐ歩けず、また階段も
上がれません。」
「それはたいへんですね。」
「いつからですか?」
「はい、4年前からです。」
「4年間どうされてましたか?」
「ええ、歩くのは杖を突いたり、階段は手すりを使ったりして
だましだまし足の痛いのを引きずって生活していました。」
「よく頑張りましたね。これからは大丈夫ですよ。」
「病院へは行かれましたか?」
「レントゲンを撮っていただいて、関節の隙間が狭いと
言われました。」
「他に何かされましたか?」
「ええ、足を鍛えるように言われました。」
「ああ、そうですか。苦労されましたね。」
「ええ、大変です。」
「でも、大丈夫ですよ。必ず杖なしで歩けるようになりますよ。」
「本当ですか?そうなるとうれしいです。」
「では、診ていきましょう。」
そこで、股関節や膝関節やふとももやふくらはぎを触りますと
鋼のように硬くなっていました。
それから、おしりの筋肉を触りますと、飛び上がるほど
痛がりました。
「そうとう頑張って働いてこられましたね。」
「ええ、頑張ってきました。ずーと立ちっぱなしの
動きっぱなしの人生です。」
「それは大変でしたね。でもまた以前のように働けますよ。」
「本当ですか。そうなるとうれしいです。今の仕事が好きなんです。」
「大丈夫です。必ず、良くなります。」
それで、腰や臀部や足を鍼やお灸を使いながら、緩めていきました。
「ああ、先生、足が軽くなってきました。」
「そうですか。」
「足のだるさや痛みが小さくなっています。」
それで、最後はマッサージをして、終わりました。
「どうですか?」
「足の痛みがずいぶんと楽になりました。杖なしで歩けます。」
「それは素晴らしい!よかったですね。」
「ええ、ありがとうございます。」
それから、順番に薄紙がはがれるように、良くなっていかれました。
ひと月たち二月、三か月がたったころは、軽く走れるぐらいに
なられました。
追伸
変形性股関節症とは
足の付け根の股関節に痛みがある病気を持つ人は
全国で400〜500万人いると言われています。
そのうち半数が変形性股関節症と言われています。
特に女性の40〜50歳代に多い症状でです。
強い痛みが出ることが多く、病院を受診したときには
変形が進んでいることが多いと言われています。
股関節は他の関節と違い、深い所にあり、筋肉や靭帯(じんたい)に
囲まれています。そのため、そもそも症状を自覚しにくく、
進行してから気づくことが多い病です。
症状としては、足の付け根が痛んだりや刻々と鳴ったりする
違和感です。その他に、おしりや太もも、ひざの痛みとして
出てきます。
変形性股関節症だと気づかない場合が多いです。
また、左右に揺れて歩いていしまうのも特徴です。
人に歩き方を指摘されて気づく人も多いです。
あぐらをかきにくい、靴下の着脱や足の爪切りが難しいなどの
足の屈伸が上手くいかないことが特徴です。
股関節は腰の骨盤と大腿骨(だいたいこつ)をつないでいる関節です。
大腿骨の先をキャップのように包む構造をしています。
骨の関節には軟骨があり、クッションとしての役割をしています。
それから、関節の曲げ伸ばしを滑らかにする役割をしています。
軟骨があることで足が滑らかに動いて、立ったり座ったりすること
ができます。
変形性股関節症の痛みは、大腿骨と臼蓋の軟骨がすり減って、
起こすと言われています。
それから炎症を起こしたり骨が変形したりすることで引き起こすとも
言われています。
軟骨が減る原因は、肥満や重労働などとも言われています。
ほかに、スポーツなどに激しい運動も原因の一つと言われています。
しかし最も多いのは、子供の頃から足に異常を持っている場合が
多いと言われています。
日本人に多い骨の異常に「臼蓋形成不全」があります。
普通は骨盤の骨が大腿骨の頭を3分の2以上覆っています。
しかし、臼蓋が十分に発育しない臼蓋形成不全は大腿骨を
覆っている部分が小さいため、通常より少ない軟骨の範囲で
体重を支えています。
そこ負荷が集中し、軟骨の負担が大きくなり、すり減ってしまうと
と言われています。
しかしながら、実はこの病気の本当の原因は骨ではありません。
整形外科的考え方は、体重を支えているのは、骨や軟骨であると
解いています。
しかしながら、体重を支えているのは筋肉と靭帯に備わっている
ばねの力やしなやかさです。
ですから、筋肉が硬くなると体重が支えられなくなり、骨の変形が
始まるのが、現状です。
それから、いったんすり減ってしまった軟骨は、ほとんどの場合元に
戻らないと言われています。
適切な治療を受けないと軟骨のすり減りが進行してしまい、
早めに診断を受けて、治療することが重要と言われていますが、
骨や軟骨の変形はそんなに重要ではありません。
骨の変形はあるピークを越えるとなくなります。
それよりも、わたしにところでは、筋肉のしなやかさとばねの力を
取り戻すことを集中してしていきます。
すると、あれほど痛かった股関節が嘘のように楽になります。
衣川鍼灸整体院はこのようなところから、
たくさんのお客様がご来店いただいています。
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