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膝痛についてお話します。
ますます、気温が低くなり寒い日々が続いています。
いかがお過ごしでしょうか?
我が家のストーブはフルに活動しています。
~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~
今日は膝が痛くてこられました。
スポーツ青年です。10歳代の方です。母親に連れられてきました。
「先生、こんにちは今日は息子の膝痛で来ました。」
「そうですか。いつからですか?」
「三カ月前からです。バレーボールをしています。」
「私のところにもスポーツで体を痛めて選手がよく来られます。」
「どんな時に痛みますか?」
「歩くとそんなに痛まないのですが、走ると痛いです。」
「それは大変ですね。どれぐらい一日走っていましたか?」
「10kmぐらい走っていました。今は休んでいます。」
「そうですか。ほとんど関節の痛みが出るときは体がかなり疲労しています。」
「そうですか。このところぐっすりと眠れません。」
「体の緊張があると、すぐに目が覚めてしまいます。体の緊張を解いててあげないといけません。」
「そうですか、今は休んでいますけど練習をしているときは眠りが浅いです。」
「私はそういうスポーツ選手には徹底したストレッチを教えています。」
「そうですか。それで疲れはとれますか?」
「完ぺきではないですが、かなり取れてスッキリしますよ。」
「そうですか。また教えてください。」
「はい、治療の後で教えます。」
「ありがとうございます。」
「では、まず治療をしていきましょう。」
「はい、お願いします。」
それで、診ていきますと体中鍛えられていて、硬くなっていました。
これではあちこちに痛みが出ると感じました。
「いろんなところが痛くないですか?」
「はい、毎日毎日どこか痛いです。」
「大変ですね。それも今日治して帰って下さい。」
「ありがとうございます。」
全身がひどく凝っていましたので、マッサージでは時間がかかるので
また、指で押すと非常に痛いので、はり治療をすることにしました。
背中から足の裏から治療をしていきますと、
「先生、なんだか、ほぐれていく感覚があります。」
「そうでしょう。それが大切です。」
「少しお灸をしていきますね。」
「はい、お願いします。」
それから全身にお灸をしていきました。
最後に軽く指圧をして終えました。
「どうですか?」
「すごいです。足が軽いし、屈伸をしても痛くないです。」
「そうですか。続けていくともっとスポーツの成績がよくなりますよ。」
「それはうれしいです。ぜひ続けます。」
それから、その方は予約を取られて帰られました。
若い方は本当に早く治ります。
ひと月後には、走れるようになり、二月後には練習に復帰されました。
追伸
膝痛の本当の原因をお教えします。
じつは、本当の原因はなんと!
あなたの親に原因があります。
驚いたでしょう!
私もある先生から、このことをきいたときは、驚きました。
しかも、この原因を解消するには、0~3歳のときにしっかりとある躾を
しないといけないから起こることが多いです。
それは、なんと指しゃぶしゃぶです。
小さな子供は、よく指をくわえています。
これは、汚いとか、歯並びが悪くなるとか言いますが、
脳の発達には必要な事です。
手の指だけでなく足の指も子供はなめています。
これは、脳が体の機能を認識して、動かすのに必要な訓練なのです。
これをやめさせると、どうなるかといいますと。
指しゃぶしゃぶをやめた子供は、鉛筆や箸の使い方、
手先の不器用な子供になります。
ですから、今のお子さんの鉛筆は、6Bを使わないと文字がかけない
子がいます。
逆に力が入りすぎて、4Hの鉛筆を使わないと字が書けない。
力のコントロール下手なので、ノートをよく破く。
足の指も、しゃぶしゃぶして脳の訓練をしていないので、
踵や足の平で歩く。
足の裏にアーチ(土ふまず)がない。
偏平足の子供が多いです。
それと、足の指を使わないで、歩いているので、よくころぶ。
このような子供が、40歳代の後半には、膝痛や、股関節痛や、
腰痛が出てきて、70歳代の前半には寝たきりになります。
私の所では、そのようなことを防ぐための、お子さん足をまず、
診ます。
足が痛くなってから親のことを言っても仕方がないので、
私の所では、膝の治療に来られた方には、治療のほかに
足の使い方の指導をしっかりとします。
すると、その指導した体操を忘れない限り、
膝痛が出てくることはありません。
膝痛は、足の使い方が悪いだけなのです。
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