私の恩師の坂田先生です。
こんにちは衣川鍼灸整体院の衣川です。
今日は味覚について、お話します。
人間なんといっても、おいしい食事は、食べる楽しみと、何より、生きる喜びです。
こんなに、いろいろなものを、食べる生き物は、地球の生き物で、人間だけです。
もう一つ、いろいろなものを食べる生き物は、なんだと、おもいますか?
それと、人間がこんなに、賢くなったのは、いろいろな、食べ物を、食べるために、
記憶が発達し、大きな頭を持つように、なりました。
もう一つの生き物は、実は豚さんです。
豚も、いろいろなものを食べるために、毒のある食べ物と、そうでない食べ物を
見分けるために、賢くなっています。
それで、味覚ですが、舌の神経が反応して、識別するように、なっています。
舌の前2/3は顔面神経が働き、後ろの1/3は舌咽神経が味覚を感じるようにできています。
この神経がおかしくなると、味覚がわからなくなり、まるで、プラスチックを食べているように
なります。
ですから、きつい薬を飲まれている方は、神経がくたびれている方が多いので、味覚が鈍くなります。
私のところでは、舌のマッサージをすることにより、味覚を取り戻す訓練をしていきます。
ちなみに、一番最初に、感じるようになるのは、酸味です。
次に、苦みと塩味になり、最後に甘いあじです。
小さなお子さんが、ピーマンがきらいなのは、苦みを感じ取るセンサーが、大人よりたくさんあるためです。
良薬が口に苦しと言いますが、やはり、自然界では、苦いものは、ほとんど、毒物です。
子供が、毒を食べないように、自然とそういうセンサーは多くあるのでしょう。
あと、余談ですが、料理の隠し味には、必ず、砂糖を入れるそうです。
スーパーのお惣菜は、どれも、おいしいですが、甘くかんじませんか?
少し、甘めに作っておくと、日本人のほとんどは、おいしく感じるらしいです。
ですから、味がはずれなように、甘めに、作っておくのが、料理に、たずさわる人の常識だそうです。
それで、ここからが、おもしろいのですが、坂田先生の治療は手袋をはいて、患者さんの舌を撫でるようにして、マッサージをします。
患者さんはもどしそうに、なるのを、必死にこらえて、頑張ってもらいます。
舌をひっぱたり、持上げたりされて、目に一杯、涙をためて、頑張ります。
何回か、治療を続けていくと、そうすると、次第に、舌の硬化が取れて、味覚が戻ってきます。
柔らかくなると、だんだんと症状がよくなってきます。
衣川鍼灸整体院
京都府福知山市字京町30
0773-22-4994
営業時間 9:30~19:00(火は13:00まで)日曜定休
院長ブログ
- 24.12.05
- 「血行不良」・「筋肉の硬直」の針・整体治療
- 24.11.05
- 冬になると多い坐骨神経痛の治療
- 24.10.21
- ぎっくり腰の治療
- 24.10.04
- スポーツ障害の治療
過去の事例紹介
- 24.11.05
- 冬になると多い坐骨神経痛の治療
- 24.10.21
- ぎっくり腰の治療
- 24.10.04
- スポーツ障害の治療
- 24.09.19
- 慢性疲労症候群の治療