膝関節症について

膝関節は、毎日体重の負担を受けながら動かしているため、長年に渡って使っていると、軟骨が徐々に擦り減ってくると言われています。
加齢に伴い軟骨も十分に再生されなくなると、更に軟骨の下の骨も擦り減ってきます。

そして関節の表面がデコボコになり、滑らかな動きが阻害されて、生じた炎症から痛みを出すのが変形性膝関節症です。
日本人の場合、すねの骨が内側に弯曲しているので、体重のかかり方から内側の軟骨ばかりが擦り減り、 徐々にO脚になることが多いのが特徴です。

私の所でも、膝が、痛くて何とかなりませんか？と言って来られる方が多いです。
けれども、そこには、ほとんどの方が大量にいろんな薬を飲まれているケースが多いです。

なんか症状があったら、とりあえず薬を出しておきましょう。とお医者さんに言われて、原因がそこにないにもかかわらず、言われるままに、お薬を飲んでいる方が本当に多いです。
その薬が原因で副作用を起こしいろいろな、病気を起こしていることが多いです。

例えば、高血圧の薬は飲むと血流を抑える薬ですが、血流を上げるのには、理由があって起こっています。
血流を抑えると、非常に問題を起こす臓器があります。

なんだと思いますか？実は脳に血液がいかなくなります。そのことで、脳が酸欠を起こして脳細胞が死んでいきます。
ですが、血圧が高いと血管が切れたり、腎臓が病気になったりするので、違いにはやめることは危険です。

ですから、飲むときは血圧や身体の調子を考えてから飲むべきです。日本では認知症が多いのはこの薬の影響があります。
ですから、血圧が145を超えたら、飲んでください。そうでなかったら、やめましょうと私は語ります。

実際、少し前までは血圧の薬は145を越えていない人には、出しませんでした。薬を売るために基準値を下げたとしか思えないことは多々あります。
そういう事例が多いありますし、後今の医療が治療し始めて、3年先のことしか、見ていない投薬をさせます。

現在の人は平均寿命は80歳を有に超えようとしているのに、3年先だけを見ていることはおかしいです。
もっともっと、長いスパンで治療を進めてほしいです。

今日は足の膝が悪い方が来られました。
「先生、今日は足の膝が悪くて、友人の紹介で来ました。」

「薬は何かしら飲まれていますか？」
「いいえ、何も飲んでいません。」

「ああ、そうですか、それなら治療はできますし、２か月ほどで、きれいに治せます。」
「うれしいです。一生このままかと思いました。」

「大丈夫ですよ。薬の害がない方は大したことないです。」
「では、診ていきます。」

膝の後ろ側をみていきますと、とても堅い硬結がありました。ヒラメ筋と腓腹筋の緊張が物凄くありました。
それから、足の前面を診ていきますと、足の親指を持ち上げる前脛骨筋がひどく緊張しているのが分かりました。

「少し痛いですよ。」と言って、足の治療を開始しました。
「あいたたたた。先生物凄く痛いです。」

「この痛いところが一番の原因です。この痛み頑張りましょう。痛みが消えることには足の膝が痛むことはないでしょう。」
「うれしいです。」

それからしばらく治療をして帰っていただきました。
帰る頃には「先生、足が軽いです。」

ここからは治療の話になりますが、実は膝が痛い人の場合、膝じゃなく別の場所が、悪い場合が多いです。
それは、股関節と足関節の動きが悪くて、その負担が膝に来ています。

ですから、私は膝の疲れを取りますが、ほかに股関節の疲れと足関節の動きの悪さを必ず取ります。
特に主婦に多い膝の負担は、台所仕事です。そのときの荷重・衝撃・ねじりが膝に大きな負担となります。

そういう方には、寝て膝をたてて、左右に倒す運動を進めます。これは股関節の運動と腰の筋肉の運動となります。
それから、膝を伸ばすと痛む方がいます。そういう方は膝の裏側の筋肉を緩めるのと同じように、足の関節が柔らかくなる体操を教えます。

それから、栄養が一番の薬です。年を取るとどうしても必要な栄養素を取ってないことが多いです。特に不足しているのが鉄分や亜鉛です。
それから、ビタミンB群が全然足りてない方が多いです。

これらをきちっととおていけば、まず睡眠が変わります。よく寝れるようになります。そうしたら、細胞がどんどんと変わっていきます。
睡眠が第二の薬です。あとあと、あるきが変わってきますので、見違えるようになってきます。

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